難攻不落の城、そして天下人との対決
歴史事件
早雲が奪ったこの小田原城は、子の氏綱、孫の氏康の代に大きく拡張され、関東随一の堅城となった。上杉謙信や武田信玄という戦国最強クラスの武将たちの猛攻をも跳ね返し、「難攻不落」の評判をほしいままにする。しかし1590年、状況は一変する。すでに四国・九州を平定し、事実上の天下人となっていた豊臣秀吉が、最後まで臣従を拒む後北条氏(氏政・氏直父子)を屈服させるため、20万ともいわれる大軍を率いて箱根を越えてきたのである。約3ヶ月にわたる籠城の末、小田原城はほとんど戦わずして開城し、後北条氏は5代・約100年の歴史に幕を下ろした。秀吉にとってこの小田原攻めは、天下人になるための戦いではない。すでに天下人となった秀吉が、日本統一という仕事の最後のピースをはめる戦いだった。
登場人物
スポット
小田原城
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